指導後の報告書
<ポイント>
- 指導後の報告書にはSOAPの4種類の内容がきちんと含まれるようにすること。
指導後の報告書
きちんとした個別指導塾では、先生に毎回の授業終了後報告書の作成を義務付けています。
この報告書には時間、指導単元、指導内容、達成度、問題点など、多くの項目があります。ただ、その内容としては主にSOAPの4種類を記入すれば包括的になります。
S(subjective)
生徒本人が主観的にどう思っているかについてです。
簡単だった、難しかったなどの簡単な感想でいいので、生徒から聞き出しておきましょう。
O(objective)
生徒がどのような問題ならどれくらいの割合で解けるかなど、先生から見た客観的なデータを記入する項目です。テストをした場合、テストの点数や志望校まであとどれくらいであるかなどもobjectiveに含まれます。
A(assessment)
生徒本人の意見や客観的なデータを併せてみて、現状どのようになっているかや、今後どのように推移していくかについての先生の予測を書くところです。
志望校に合格できる実力がこれから見につくかどうかなどの先生の判断などが含まれます。
P(plan)
上にあげたような結論を踏まえて、どのような計画で今後進めていくかについてです。
志望校の変更や使用教材の変更などが含まれます。
記入枠の種類に捕らわれず、これらの内容を全て記入することができれば、良い指導報告書になります。
- 最終更新:2012-01-09 12:19:02