子供を信じすぎない
<ポイント>
- 特にモチベーションの低い子や小学生の場合、信用しすぎるとずるをされる可能性があるため、ずるできない環境を整える。
- あからさまに疑ったような行動をすると心象が悪くなるので注意する。
子供を信じすぎない
子供を信じるというと美しい言葉ですが、実際にはあまりに信頼しすぎることは非常に危険です。
高校生など、年齢が上がってきてある程度目標もモチベーションもある生徒なら本人に任せて勉強させるのも非常にいいと思います。
しかし、モチベーションがない生徒や、小学生を相手にするとき、信頼は逆効果となることも多いです。
子供というのは大人が思う以上に賢く、場合によっては狡猾です。
なので、隙があると
・カンニング
・答えを見て解く
・勉強するふりをしてサボる
・わざとゆっくりやったりテキトーに答えを書いてわからないふりをする
などの方法で楽をしようとすることがあります。
親の欲目で「うちの子にかぎって」とか、先生の欲目で「俺の担当する生徒がそんなことをするはずがない」と思うのは勝手ですが、実際には生徒が「ずるをする子」かそうでないかを見破るのは経験がいります。
特に個別指導や家庭教師の経験がない人の場合、子供を信頼すると簡単に欺かれることもあります。
親にしても新米講師にしてもそうですが、本当に大丈夫と思えるまでは必ず不正ができない環境を整えるようにしましょう。
可能なら監視をつけたり、答えを遠ざけたり、ほかの人の答案などが見えないようにしたりなど、環境を整えたほうがいいと思います。
また、答えを見たことが疑われる場合などはやり方をチェックするなどして、確認していくといいでしょう。
ただし、当然あまり疑うようだと子供の心象が悪くなり、勉強に対するモチベーションの低下にもつながりますので、あくまでさりげなく、あるいは「みんなにやっていることだよ」などのフォローを入れるのを忘れないようにしましょう。
- 最終更新:2012-01-15 02:23:24