成績の伸びる生徒、伸びない生徒
<ポイント>
- 成績が不足している場合は大抵の場合、勉強不足なだけ
- 子供の能力は環境が8割
- 勉強をしっかりしていて成績が伸びない場合にはいくつかのパターンがある。
成績の伸びる生徒、伸びない生徒
当たり前ですが、成績のいい生徒もいれば悪い生徒もいます。
基本的に成績のいい生徒と悪い生徒の間には非常に大きな差があります。
それは、ある意味当たり前で見落としがちなのですが、勉強時間です。
「頭はいいし、実力もあるのに何で成績が冴えないんだろう?」という生徒がいる場合、十中八九、勉強量が足りていません。
そのような生徒は勉強するように促してやる必要があります。
ただし、勉強時間が同じでも全然成績が伸びない子、と言うのも確かに存在します。
「成績が上がらない」と聞くと真っ先に「才能がない」という考えが浮かぶかもしれません。確かに細かい成績の争いにはやはり才能は関係してくるでしょう。
ただし、実際には才能がないと思われる生徒は「読書が足りない」「基本事項を理解できていない」などの理由から「勉強の効率が非常に悪い」のがその背景にあることが多いです。
アメリカにおける養子の双子を用いた研究で、「子供の間は遺伝の影響が2割、環境の影響が8割」という結果がでていますが、個別指導をやっていると、確かにそれを実感することが多いです。特に高校生以下の場合はやはり環境の影響はかなり大きいでしょう。
にもかかわらず、勉強時間が同じでも全然成績が伸びない生徒には大体以下のパターンがあります。
1.嫌々勉強している。
2.きちんと理解できていない。
3.勉強の効率が非常に悪い。
成績を上げようと思うのであれば、これらの障害を取り除いてやる必要があります。
この項では、それらの方法について、説明を加えていきます。
- 最終更新:2012-01-09 00:41:37