指導者に必要なもの
<ポイント>
- 教える分野への知識は指導者にとって最低限必要なもの
- 必要なら使用教材だけでなく各分野の要点を確認すること
- 教える際には印象に残るように、話し方にも気を遣うこと。
指導者に必要なもの
講師に限らず、家庭学習の際にも、指導者に最低限必要なものは、当然ながらその分野についての知識と経験です。
算数の指導をする先生が算数の問題を解けなければ話になりませんし、国語を教える先生が国語の解法を理解できていないと話になりません。
しかし、当然ながら問題が解ければ指導ができるというわけではありません。その分野を広く理解し、全体像を理解していないと指導はできません。
必要だと感じられたら、様々な教材を見直し、各分野の要点を確認し直しておくといいと思います。少なくとも、不明な点がある場合には必ず解答を見るなどして確認しておきましょう。
また、同様に必要とされるのは話術です。例えば話をするのにギリギリ聞こえるか聞こえないかという声では生徒に余計な負担がかかることになります。
わかりやすく明確に、というのは最低限必要です。また、大手予備校の有名講師などを見ているとわかると思いますが、声に張りがあり、抑揚があります。発声の際には、重要と思われるところは間を開けたり、声をやや大きくする、口調をゆっくりにするなどして、強調すると印象に残りやすくなります。多少の発声練習もやっておくといいと思います。
- 最終更新:2012-01-09 00:20:55