生徒の理解度を測る
<ポイント>
- 生徒が解く間に自分でも解いてみて、よくある間違いや適性な解法を理解すること。
- 誤答を聞いただけでどう間違えたのかを知れるくらいの理解が大切。
- 間違えたら間違えた個所や適正な方法をしっかりと教えることが大切。
生徒の理解度を測る
ある問題を解ける、解けないだけでなく、「どこまで理解しているのか」「どんなやり方でやっているのか」「何が原因で間違えたのか」「適正な方法でやっているか」などをきちんと見てやることが必要です。
そのために、まず生徒が問題を解いている間に先生も自分で解いてみて、その問題について、
1.どのような方法が適正か
2.よくある間違いはどのようなものか
を頭に入れましょう。
その上で、算数・数学なら生徒の計算過程などの解法を見て、生徒がどのような方法でやっているかを予想し、もし生徒が誤答を出した場合には導いた過程や結果からミスをした場所を予測してください。
可能なら間違えた答えを聞いただけで「どう間違えたのか」わかるくらいの予測が大切です。
間違えた場合には当然間違えた個所を指摘し、もし適正でない方法でやっていたら、必要に応じて適正な方法を教えてあげてください。
実際にはこれができるようになるまでにはかなり先生の実力が要求されます。
しかし、訓練し、多くの問題に触れる内にできるようになってきます。すぐできない場合でも、少しずつ訓練していきましょう。
- 最終更新:2012-01-09 12:06:22